ヘルパンギーナ

乳幼児の間で流行する夏風邪の一種で、38~40度の熱が2~3日続く感染症です。症状は喉の奥に小さな水泡(水ぶくれ)ができて痛みがあります。ミルクや離乳食などのご飯が食べられなくなります。ひどい時は水分も飲めなくなり、脱水症になることもあります。感染経路は主に二つあり、便などからの接触感染と、くしゃみやつばなどからの飛沫感染があります。こども中心に感染する病気ですが、大人にもうつることもあります。

小児にかかりやすい病気「ヘルパンギーナ」

治療

ヘルパンギーナはコクサッキーウイルスA群を中心としたエンテロウイルスの感染が原因なので、抗菌薬は効きません。症状を抑えるために熱や喉の痛みを抑える薬を処方します。
おおよそ5日から1週間で自然に治ります。

家庭で気をつけること

食べ物

口の中が痛い時は、噛まずに飲み込めるものにしましょう。例えばプリン、ゼリー、アイスクリーム、冷めたおじや、豆腐、冷めたグラタンなどがよいでしょう。

水分

十分に水分を取りましょう。オレンジジュースなど柑橘系の飲み物は酸っぱいものが多く、口の中がしみやすいです。例えば牛乳や麦茶、味噌汁、冷めたスープなどがよいでしょう。

入浴

高い熱があるときや元気がない時以外は入ってもよいです。

手洗い・うがい

日常から手洗いやうがいなどが効果的です。感染者との接触者をできるだけ避け、手洗いをこまめに行いましょう。

こんな時はもう一度受診しましょう

  1. 口の痛みが強くて水分もあまり飲まない時
  2. 高い熱が3日以上続く時
  3. 元気がなくてぐったりしている時

登園・登校の許可

熱が下がって口の痛みがなくなり、元気になれば登園可能です。